機構事務所は、おそらく明治期に建てられ平成の初めまで使われてきた町家であるため、中を整理したところ色々と貴重なものが出てきました。
今回はそうした「お宝」のうち、先日機構事務所の2階を片付けた際に20本くらい出てきた「掛け軸」をご紹介したいと思います。
現在のオーナー様のご先祖が絵の先生をされていたということなので、これらはご自身で描かれたものあるいは趣味で集められたものだと思います。
ところどころ虫食いやシミがみられるものが多いですが、中には古くからのもとは思われないような鮮やかな色遣いがみられるものもあります。
また、掛け軸では珍しい海外の風景や戦の風景を描いた軸もありました。
現在は虫干しのつもりで、機構事務所の2階にかけてありますので、もし今週末などに当機構事務所にお越しいただければあわせてごらんください!
これらは決して美術史的な価値があるものではないのかもしれませんが、昔の人が集められていたコレクションということでその存在を現代に伝えていきたいと思います。