毎年7月中旬に長野県飯田市では、「津島様」といって津島神社の祭神である牛頭天王を祀る風習があるようです。
我々も7月13日に現地を見てきました。
津島から離れた飯田市でこのような風習が残っているのは、街道を通じて江戸期に活躍した津島御師といわれる人々により、津島神社にまつわる信仰がもたらされたからだと思いますが、実際に現地の商店街ではあちらこちらに簡単な祭壇が設置されていました。
地元の方たちにお話を聞く機会がありましたが、津島神社が愛知県にあることを知らなくても、毎年祭壇の周りに地域の人々が集まって一緒に食事をしているとのことです。
津島から来たということを地元の方たちにお伝えしたところ、皆さん驚かれていましたが津島でもこうしたお祭りがあることはあまり知られていないので、今回の経験を機に、津島神社の信仰がかなり広い範囲に伝わっていたことを知っていただければと思います。
参考URL
(飯田ぎおん津島さま)
http://circovista.yu-yake.com/gion.htm
(津島様の話)
飯田市松尾寺所に居住する高齢者です。区高齢者の活動に津島さま祭禮があり、なぜ津島さまとの疑問から貴プロジェクトの投稿に接しました。市内、愛宕神社を始め立石、川路等の津島様の祠に足を運びつつ近づく当区、市内祇園祭を楽しみにしています。
佐々木様、コメントありがとうございました。津島様が、地元の皆様に愛されているお祭りであることに驚かされました。