現在、津島市の方で活用が検討されている町家があるのですが、当機構の方でもその事業を一部お手伝いする企画が進んでいます。
それに先立ちまして建物の特徴などを見るために、先日の12月24日(土)に現地を見学しました。
当日は、「尾道空き家再生プロジェクト」の渡邉理事および長岡造形大学の津村准教授にもお越しいただき、お二人からこの地方特有の小屋組みや、内部の細かい意匠についてお話をお聞きすることができました。(お二人とも前日に有松で行われたイベントに参加されていたのですが、「コンソーシアム有松鳴海絞」の山口事務局長のご尽力のおかげで津島にお呼びすることができました。山口様ありがとうございました。)
当建物は我々の活動エリアからは少し離れたところにあるのですが、大正以前に建てられた建物ということもあり伝統的な様式を多く残していました。またふすまの引手や茶室などにも細かい意匠が施されており、それらを発見する楽しみがありました。
このような貴重な町家の魅力が十分に伝わる活用方法について、当機構としてもアイデアを出していきたいため来年以降は新たな企画を検討しています。
それらの情報は当ホームページ及びフェイスブックにて発信していきますので、こうご期待ください!